岬町までシロアリ駆除工事に行ってきました。
シロアリの主な栄養源は、木材に含まれるセルロースです。羽アリとなって地上に出てくる時期は決まっており、羽アリとなるのは、その中でも、ごくわずかのシロアリです。他のシロアリは、普段は、日陰の暗い場所、風通しが悪くジメジメした湿度の高い床下などの人間の目につかないに生息し、木材を食害します。
日本の住宅を被害を与えるシロアリのうち8~9割を占めるのがヤマトシロアリです。台所の床下など水回り、お風呂場や洗面所、に被害が集中します。
ヤマトシロアリの羽アリが、4月~6月にかけて、姿を現します。
暖かくなってくると、多数の羽アリが同時に飛び出します。
それを群飛と言います。群飛はそのシーズンおよび、当日の温度・湿度、風速などの環境条件でも左右されます。
ヤマトシロアリは、西日本で通常4月下旬から5月、東北から北海道では6月に群飛します。まさにピークを迎え居ています。
働きアリは群飛用の蟻道を短時間で構成したり、加害部表面に穴をあけるなどして、群飛の準備をします。雨後で快晴となった温暖多湿の日にシロアリの羽アリは群飛することが多いです。