岸和田市・貝塚市でシロアリの群飛を確認しております。
①羽アリは「クロアリ」?「シロアリ」?
羽アリは、大きく分けて、「クロアリの羽アリ」と「シロアリの羽アリ」の2種類です。これらを見分けるには、「羽アリの発生した時期」、「羽アリの体の特徴」が重要になります。
シロアリの発生時期は4月~7月、胴体はくびれがありません。
クロアリの発生時期は5月~11月、胴体にはくびれがあり、頭部・胸部・腹部に分かれています。
また、シロアリの羽アリ羽がすぐに取れやすい構造をしており、半透明の羽だけが地面に散らばっていることがあります。クロアリの羽アリでは、あまりみられません。
②羽アリの発生時期は?
ヤマトシロアリの場合は4月中旬~5月の蒸し暑く風のない日
イエシロアリは6月~7月の夕方から、夜にかけて、一斉に羽アリが飛び出します。
③羽アリが出た場所は?
シロアリは北海道の一部を除いた、日本全国に生息しています。
シロアリは土の中い、生息していますので、シロアリ対策のしていない、お庭や、公園などでシロアリが発生するのは、とても自然なことです。
しかし、住居から大量の羽アリが発生する場合は、建物がシロアリ被害を受けている可能性がかなり高くなります。湿気の多い、水廻り(洗面所・トイレ・浴室・台所)が加害されていることも多々あります。
④シロアリ予防施工を過去5年以内にしていると安心
建物の外でシロアリの羽アリは発生している場合、建物にシロアリが侵入する可能性があります。建物自体がシロアリから守られていると、安心です。
シロアリの羽アリは、交尾のため、巣から、飛び出します。カップルが成立すると、土の中に潜り、床下から、建物に侵入します。その床下に、シロアリ予防施工がされていると、シロアリは、建物には侵入することはなく、被害を防ぐことができます。